慶應義塾大(文系) 推奨参考書
記号説明
◎=必須
○=やるべきのもの/条件に当てはまる人は必須のもの
△=できればやるべきもの/条件にあてはまる人はやるべきもの
合格点を狙うのなら、◎および○をやればよいが、第一志望など本当に受かりたいところのものは△のものまでやること。
ここではそれぞれの学部の出題傾向を見ていきたいと思う。
経済学部 | 法学部 | 文学部 | 商学部 | 総合政策学部 | |
1 | 長文読解 | 文法(正文選択) | 長文読解 | 長文読解 | 長文読解 |
2 | 長文読解 | 文法 | 長文読解 | 長文読解 | 長文読解 |
3 | 和文英訳 | 会話問題 | 和文英訳 | 長文読解 | ― |
4 |
自由英作文 | 長文読解/語彙 | ― | 文法・語彙 | ― |
5 | 長文読解 | ― | 文要旨 | ― | |
6 | ― | ― | ― | 語彙(動詞活用) | ― |
7 | ― | ― | ― |
語彙(派生語) |
― |
◆英語
◇単語帳
<必修>
いずれか1つやればよい。夏休みまでに終わらせるのがベスト。いずれもCDの使用が必須。
◎速読英単語(必修編)/CD 【オススメ】
<上級>
慶應大が第一志望の受験者は必修が終わった後に時間があればどちらかをやっておきたい。経済・法・文学部志望者はやるべきである。
■速読英単語(上級編)/CD:必修編の1つ上のレベル。文学部志望の方はこちらのほうが合うと思います。
■リンガメタリカ/CD:長文のテーマ毎に単語を覚えていくという感じの単語帳。
◇熟語帳
◎システム英熟語:応用が利く熟語帳はこれの他にないだろう。慶應大受験者には必須。
◇文法
ほとんどの学部は他の大学に比べ特別な対策が必要だということはない。基礎を徹底しよう。
Forestで基礎を学ぶ→Next Stageで問題演習という流れでOK。
◎Forest:文法の基本書。基礎をこれで学んでからNext Stage(問題演習)に入ろう。
◎Next Stage:文法の問題集。これで入試英文法はほぼ網羅される。
文法の出題のある法・商学部受験者は問題演習をしっかりやって欲しい。
△英文法ファイナル問題集:法・商学部志望者は上記参考書を終えたら問題演習の強化に利用すると良い。
◇長文読解
慶應大の長文は私大で最も難しいレベルのものである。いずれの学部も文章量が多いので速読をできるようにしたい。
まずは構文をしっかり読み取れる力を付け、速読力をつける必要がある。
<構文・読解方法>
○ヴィジュアル英文解釈PART 1/PART 2:偏差値50(進研模試なら60)程度の人向け
◎ポレポレ:偏差値60(進研なら60後半)以上の人向け
ヴィジュアル英文読解から始めた人は、下の「長文問題のトレーニング必修編」を挟んでからポレポレをやると良いでしょう。
<問題集>
長文問題は、夏休み以降一日一問は必ず解こう。問題集は上から順番にやっていきましょう。
やっておきたいシリーズは過去問で代用可。時間がない人は問題集よりも過去問を優先してやって欲しい。
○長文問題のトレーニング(必修編):偏差値が60に達していない人は必須。
◎長文問題のトレーニング(発展編):慶應大受験者は必須。
△やっておきたい英語長文500:MARCHレベル。やるのが望ましい。長文が得意でない人はこのレベルからしっかりやりましょう。
○やっておきたい英語長文700:慶應大レベル。過去問演習をやらない日にやると良いでしょう。
△やっておきたい英語長文1000:余裕があればやって欲しい。
△慶應の英語:やっておきたいシリーズの代わりにやっても良い。やや重めなので時間がある人に限る。
◇英作文
独立問題として英作文が出題されるのは、経済・文学部のみである。
また、英作文対策は英文法が固まってからやるべきである。
○英作文のトレーニング(実践編):英作文全般の対策ができる。慶應で英作文の出る学部志望者はとりあえずこちらをやると良い。
△英作文のトレーニング(自由英作文編): 自由英作文の対策用。経済学部志望者で余裕があればやっても良いだろう。
◇会話問題
法学部受験者は必須です。他の学部の志望者でも併願校(早稲田・MARCH他)では出題されると思うのでやっておきたい。
○会話問題のストラテジー:上記学部を受験される方は必須です。
◆小論文
以下の参考書で慶應大小論文対策をしましょう。
◎出口小論文の実況中継(1)/(2)/(3):小論文の書き方を非常に分かりやすく解説してある参考書。慶應受験者に限らずやって欲しい。
◎慶應大の小論文:慶應小論文の対策をすることができます。
商学部に関しては、論文テストという通常の小論文とは違うので過去問演習を繰り返しましょう。
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